いちごの品種・・・「ゆめのか」
かとう農園が栽培しているいちごの品種は「ゆめのか」です。
特徴は・・・
・少しシャキッとした歯ごたえ
・甘みと酸味のバランスが良い
・水分量が多くみずみずしい
・愛知県が品種改良したいちご
つまり、ジューシーで「いちご食べた!」という満足感の高い品種を、
地元の愛知県で作っている、ということです🍓
あまおうや紅ほっぺなど、他の有名品種の陰に隠れて目立ちませんが、
いちご好きさんからの「ご指名」が意外に多くあるんですよ。
土耕栽培だからミネラルたっぷりでおいしい!
かとう農園のいちごを食べると、みなさん、「甘い」よりも先に
「おいしい!」と言われます。
昔ながらの土を盛って作る、地植えの「土耕栽培(どこうさいばい)」で育てているから、
土のミネラルがたっぷり!栄養いっぱいに育つから、おいしいんです。
最大糖度は17度を記録するほどの甘さ。
土から作って、腰を曲げながら収穫します。
流行の高設栽培(こうせつさいばい)と比べると作業が大変なことが多いですが、
味には変えられません。
「かとう農園のいちごを食べたら、他のいちごが食べられなくなっちゃった!」
というお客様も、たくさんおみえのようです。
おいしいいちごを、手間暇かけて育てています。
自然由来の肥料を使っています
かとう農園のいちご作りは、土づくりから始まります。
いちご畑の肥料には数種類を使っていますが、
特徴的なのは「米ぬか」と「竹粉」を使っていることです。
「米ぬか」は玄米を精米し、白米にしたときに出る「かす」です。
肥料店さんを通じて、愛知県内のライスセンターで生産されたものを使用しています。
土に撒くことで細菌が米ぬかと結びついて発酵が促され、
白カビのようなものを生成することがあります。
「竹粉」は、余った竹を伐採し、粉砕して乳酸発酵させたものです。
三重県大台町の製造工場まで直接買い付けに行きます。
撒くと、土が柔らかくなり、根張りが良くなって、栄養の吸収が格段に高まります。
土壌中の細菌を活性化させるこれらの肥料は、
いずれも、土壌中の細菌(バクテリア)の動きを活性化させて、
いちご苗を健康にすることに役立てています。
低農薬化に努めています
かとう農園では、自然の姿に近い状態での栽培を心掛けており、
できる限り化学合成農薬に頼らない方法でいちごを育てています。
いちごの害虫はたくさんありますが、その中でもハダニ(葉に着くダニ)は
一度罹ると完全に防除するまでに何度も消毒を行わなければならないため、
時間と労力、そして経費を取られる厄介な害虫です。
このハダニに対する「天敵」(ミヤコカブリダニ等)を使って、消毒の回数を減らし、
同時に農薬の使用量を抑えるようにしています。
また、土壌細菌(バクテリア)の動きを活性化させて土を健康な状態に保つために
「バイオ肥料」を時折、灌注して使用しています。
これは「米ぬか」や「竹粉」との相性もバッチリです。
健康優良児にかぜ薬は要らないように、土を健康な状態に保てば
病気にかからない丈夫な苗が育ちます。
健康な苗からは、健康な実がなる、というわけです。